まさに「猫に小判、京都市に桑原武夫の蔵書」…か(^_^;)

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京都市が桑原武夫さんの蔵書を無断廃棄(関西テレビ)

目利きの利く司書とかいなかったの?「京都市には」必要なくても何割かは京都市内の大学や他の自治体や研究者、収集家などが喜んで引き取ったのかもしれないのに…。

京都市が文学者の桑原武夫さんから寄贈された蔵書1万冊を全て無断で廃棄していたことが分かりました。

フランス文学の研究などで業績を残し文化勲章も受章した元・京都大学名誉教授の桑原武夫さんは、亡くなった際にその蔵書約1万冊を親族が京都市に寄贈しました。

「寄贈された蔵書はいくつかの施設を転々とした後、最終的に伏見区にあるこの図書館の倉庫に保管されていました」

中には、今は手に入らない洋書なども含まれていましたが、おととし、図書館の改修工事の際に、本は不要だと職員が判断し親族に無断で全て廃棄されたことが分かりました。

ことしになって本に関する市民からの問い合わせがあり事態が発覚しました。

親族は「そういうことが起こるのか、と信じられない気持ちです」と話しています。

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TSUTAYA図書館じゃねえんだから。

まあ「猫に小判」って言葉もあるように、その道の人達にとっては本当に宝物のような、ここで失ったら二度とお目にかかれないような蔵書だったとしても、京都市の市役所ならびにその職員からすると「場所だけ取って単なる邪魔な古新聞と一緒」みたいな感覚だったんだろうなあ。これじゃあ「てめえの系列会社の役立たずの古本は買い取らせるくせに、肝心の蔵書は遠慮なく処分する」TSUTAYA図書館の事は笑えねえな。近いうちに京都市の図書館も幾つかCCC図書館と結託してTSUTAYA図書館でも作ったりしてな。

で、よしんば京都市の図書館と本が「カブってた」んであれば、目利きの利く司書さんと古本屋さんがタッグを組んでそれを引き取って、換金するとか学生街の古本屋で売るとかすりゃ良かったのに。私は関東の人間だからよく知らないんですが、大学が密集する御茶ノ水・水道橋の近くに神保町の古本屋街があるみたいに、京都だって京大や立命館とかの近くに古本屋は幾つかあるんでしょう?捨てるだけが能じゃないって。

司書さんとか学芸員さんとかを大事にしようよ(泣)

これで改めて思うのは、先日、学芸員さんの事をその仕事内容をほとんど知らずにただの思い込みでdisってた調整ポストの大臣様がいらっしゃいましたが、

ま、経済効果とか金勘定だけ長けてて、たまに企業でもいる「社員は全員成果主義にします」「では総務課はどうするんですか?」「総務課なんか一銭の金にもならないから外部委託、いわゆるアウトソーシングにすればいいじゃん。総務なんか全員リストラさせます」みたいな、うさんくさいアドバイザーや経営コンサルタントに助言されて会社経営もよくわかってねえエリート様が不祥事等で(本来はそういう時に矢面に立つ総務や広報を既にアウトソーシングしてたせいで)、会社それ自体を傾けちゃった経営者とかもいたそうですけど。たぶんホリエモン氏あたりは「あんな先人の遺物、全部スキャナーで自炊して、本なんか捨てるなり燃やしちゃえばいいんだよ」とか言いそうだけどね(まあそれは本の中身の価値がわかってるだけ全然マシな発言なんだけども…)。

まあたぶんこういう大臣様みたいな金勘定にしか興味がない人は「司書なんかアルバイトにやらせてればよい」とか思ってんだろうなー。もっとも随分昔、船橋の図書館で司書が自分のイデオロギーに合わない本を勝手に処分しちゃって物議を醸したみたいなアレな人もいなくはないんですけども。でも「いなくていい」ってわけじゃないし、少なくてもこういう時には絶対に役に立つ目利きが利いた司書さんとかが大活躍する場だと思うんだけどなー。

いずれにしてももったいねえ。全国でそういうネットワークがあれば喜々として全額負担で引き取ってくれそうな大学や自治体もあるだろうに。当の桑原武夫氏も草葉の陰で「俺はとっくに死んじゃったし、俺が寄付したわけじゃねえけどさ、全部廃棄だなんて、あの本の価値がわからんとは、ほんとに役人はしょうがねえ奴らだ」って失笑してそうだ。

 

 

 

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