読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

人生、成り行き

【千葉ロッテ】千葉日報の鈴木大地キャプテンの記事を読んで何故か泣けて仕方なかったっすわ…。

千葉ロッテ

スポンサーリンク

Locker Room

【千葉魂】 鈴木キャプテンの金言 中村へ、悔しさが次の原動力 | 千葉日報オンライン

今でこそ、ボーリック→西岡剛のつけてた背番号7を継いで、レギュラー張っている鈴木大地キャプテンにも雌伏の時ってあったんだよなあ…と、しみじみこの記事を読んでたらなぜか泣けて仕方なかった次第でした。

ロッカーで一人、荷物整理をする後輩に声を掛けた。そして、周囲の目を気遣って、誰もいない場所に呼び寄せた。6月7日の阪神戦の試合後、中村奨吾内野手は打撃不振で2軍落ちを言い渡された。プロ2年目で初の2軍落ちだった。その心情を察して、鈴木大地内野手は1軍ロッカーを後にしようとする中村を呼び止めた。

 「2軍では誰よりも声を出して、誰よりも練習をしろ。2軍落ちして、落ち込んだり、腐ったりするなよ。みんながどんな態度をとるかと注目をしてオマエを見ている。元気なところをアピールしろ」

 中村はコクリとうなずいた。そして神妙な表情で聞き入った。続けて、鈴木は自身のルーキー時代の話をした。それは今の背番号「7」の土台となっている貴重な時期だった。

「入団1年目、同期がみんな1軍でプレーをする中、オレだけが2軍だった。でも、その2カ月半が今、自分の中でものすごく生きている」

 鈴木は1年目のオープン戦途中で2軍落ちをした。一方で、同期の藤岡、中後、益田は開幕1軍の切符を手に入れた。2軍が休日だったある日。寮の自室で1軍の試合をテレビ観戦していた。藤岡が先発。順調にイニングを重ねた。「きょうも頑張っているなと見ていた」。途中、睡魔が襲い、眠りについた。目を覚ますと、すでに夕方になっていた。日差しは弱まっているのを確認し、試合が終わっているだろうと直感した。つけたままだったテレビに目をやると、ヒーローインタビューが始まっていた。「あの時は『藤岡は勝ったのかあ?だとしたらヒーローかな』ぐらいの軽い気持ちでボーッとテレビを見ていた」。予想通り、藤岡が呼ばれた。続いて中継ぎで好投をした中後が上がった。そして、さらに同じく好投をした益田が呼ばれた。4人しかいない同期のうち、自分以外の3人が1軍のお立ち台に上がっている現実は残酷だった。自分が自室で昼寝をしている時にヒーローしか手に入れることのできないマーくん人形を片手にたくさんカメラのフラッシュを浴び、うれしそうな顔をする3人の姿に、思わずテレビのスイッチを切った。

「あんな感情になったのは初めて。いつもアイツら頑張っているなあと応援していたのに…。あの時は悔しさが先に来た。焦りではないけど、オレ、何やってんだと、本当にへこんだ。でも今思うと、その時の悔しさこそが自分のエネルギーになったし、今でもあの時の気持ちを忘れたことはない」

 2年目以降の鈴木の活躍は誰もが知っている。けれど、その原点は誰も知らぬ1年目の悔しい思い。2軍でガムシャラに練習に励んだ日々だ。だから、不振からプロ入り初の2軍行きを命じられ、ロッカーで打ちひしがれる中村に話をした。自身の経験を元に、この悔しさこそが次のステップへの原動力になることを伝えたかった。

「すぐに1軍に呼んでもらえるように元気を出して、必死に頑張ってきます」

 中村にキャプテンの熱き思いは確かに伝わった。前向きな表情を取り戻し、たくさんの荷物を抱え、QVCマリンフィールドを後にした。

 突きつけられた現実に目を背けることなく、胸に刻む。みじめさ、悔しさは未来に立ち向かう大きな糧。失敗があるからこそ、栄光もあり、手に入れた時に達成感を得られる。ロッテ浦和球場での初めての2軍生活。同じ世代のどの選手にも負けるものかという飢餓感の中で若者は懸命に過ごした。そして6月18日、再び1軍の舞台に帰ってきた。先輩の金言を忘れることなく、少し日焼けをして返ってきた中村にキャプテンは声を掛けた。「お帰り!」。優しくニヤリと笑って握手を求めた先輩のその手を強く握り返した後輩は、やる気と自信がみなぎっていた。

いや、不覚にもこれ読んで泣きました(感涙)

千葉ロッテマリーンズの広報担当の梶原氏の書かれた記事なんですが…いやあこういう話反則ですわー。ここしばらく個人的にいろんなことがありすぎて精神的に波が激しい時期だったんで読んでて途中で泣けてしまい。

で慌てて夕方、汗をかきに小一時間7キロのウォーキングにでかけたんですけどね。

自分以外の同期3人が1軍のお立ち台へというのも…。

記事にも書いてある通り、鈴木大地の入団したドラフトはロッテは本当に1-4位しか指名しておらず(巨人やソフトバンクは育成選手を含めれば12-13人ほど指名してたにも関わらず)、1位が東洋大の藤岡、2位が近畿大の中後、3位が藤岡と東洋大の同期の鈴木大地、4位が関西国際大の益田…と。

で、中後は昨年限りで戦力外通告を受けてしまい現在はMLBを目指してマイナーリーグで投げてるんだそうです(年末にTBSで放送されていた「プロ野球戦力外通告」という番組を私も偶然見てたんですが、これを見てたMLBのスカウト関係者が声をかけたんだそうで…凄い話だ(汗))。

で、鈴木大地以外の同期3人が1年目で活躍して一緒にお立ち台に…それをきっかけに必死こいてトレーニングを重ねて、2年目以降の大ブレイクがあり、今に至る、というのを思うと、やはり「人に歴史あり」「人に物語あり」というのを感じてやまないですね。

個人的には「苦労人」の選手が大好きで(苦笑)

現在、パリーグの首位打者である同じロッテの角中勝也も、元々は高卒で四国アイランドリーグの高知ファイティングドックスに入り、独立リーグからドラフト指名されてロッテに入り、6年目の2012年に独立リーグ出身者としては初めて規定打席に到達した打者になり、最後には同じく独立リーグ出身者として初のタイトル獲得(首位打者)・ベストナインにも選ばれるという快挙を達成しているんですね。でもそこまでの数年間の雌伏の時を過ごして半端ない練習量をこなしているから今があるわけで。

基本的にはエリートの選手も才能やその個性は、勿論好きといえば好きなんですけど、長年苦労してやっとスタメンを確保したり、挫折や屈辱を味わいつつもそれを糧にして今に活かしてる選手はもっと好きなんですよね。

競争があれば活気も出るし選手層も厚くなるしで。

その他にも、育成ドラフトでロッテに入った時点で結婚もしていて子供もいた為にプロ入団に猛反対した奥様に「2年だけやらせてくれ」と懇願してプロになり(所属先の足利ガスも「もし通用しなかったらまた社員として雇うから頑張ってくれ」と快く送り出してくれたんだそうです)、2年目で本当に大ブレイクしてロッテの日本一に貢献した岡田幸文とかのエピソードなんかも読んでてぐっと来ますしね…。

そういう選手たちを押しのけて新人や移籍してきた選手はレギュラー争いをしていくわけで、レギュラー争いが激しいチームほど選手層は厚くなりますし、活気が出るから、こういう苦労人が出てくるのはいいなあと思っている次第です。

ちなみに大相撲などでも、一番相撲部屋が活気づくのは関取(十両以上の力士)が多数いる部屋…よりも、実は「関取を狙うポジションにいる」十両のすぐ下の幕下の力士が多い部屋なんだそうですね。近年だと木瀬部屋や九重部屋あたりは十両から幕下上位から中位の力士がひしめきあっていてとても稽古場の活気が他の部屋よりも物凄くいいんだそうです。

そこをドラ1の平沢大河は乗り越えていかなくては…。

しかし伊東監督が肝いりで欲しがり楽天とのくじ引きでどうにか手に入れた「将来のロッテを背負って立つ男」と目されている平沢大河もこの壁を乗り越えるのは大変ですわ…。大卒2年目の中村奨吾はいるわ、社会人から入団3年目のアジャ井上はいるわ、交流戦で大ブレイクした細谷か高濱もそうだし、内野手で言えば大ベテランの井口・福浦まで…。でもこういうとこで揉まれていってこそ、選手個々が成長もするし、チームの選手層も競争が激化して熱くなっていくのが本当の理想形なんでしょうね。

いずれにしてもどの選手も怪我なく一年を乗り切ってくれることを本当に祈る次第です。

余談:「ボーリックナイト」

実は私が千葉ロッテを応援するきっかけになったのは1998年の18連敗だったんですが、本当にハマったきっかけは、現在、鈴木大地がつけている背番号7を当時つけていたボーリック選手の満塁サヨナラホームランだったんですね。

通称「ボーリックナイト」と呼ばれているらしいんですがこれ。

延長10回裏、ダイエー9-6ロッテで、無死満塁から逆転サヨナラホームランでしたわ(号泣)。 個人的には未だにこれだけの劇的なサヨナラ打は人生で1-2度しか見たことがないですわ。

↑こちらは名前の由来となったソウル五輪金メダリストの方。もし日本シリーズに出れたら始球式こねえかなあ(苦笑) ▼クリック頂けると励みになります!
にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村 サッカーブログ Jリーグ(J1)へにほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ