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「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

人生、成り行き

引退した浦和の鈴木啓太選手の言葉が実に深い…。

スポーツ 雑談

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http://www.flickr.com/photos/63505807@N04/23183018289

photo by Aussie Assault

引退した鈴木が最後に語った 浦和に欠けていたものとは… ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

うーん、不整脈とかの病気じゃなかったら「どうです、その浦和での長く濃ゆい「経験」を、オヤジ軍団の甲府で、もう一花咲かして歴史を作りませんか?」と言いたいぐらいにその言葉が深い。そしてその引退が物凄く惜しい…。

浦和一筋16年を貫いた元日本代表MF鈴木が、元日の天皇杯決勝をもって現役引退した。その前日の15年12月31日。浦和を支え続けてきたダイナモは、大一番で宿敵G大阪と対戦する心得について印象的なコメントを残していた。

 「オシムさんが言っていた言葉に“知恵と勇気”というものがあった。ミーティングで言われたことがある。凄く重要なことだと思う」。06~07年に日本代表を率いた名将の教え。オシムジャパン全試合に先発出場を果たした“水を運ぶ人”だからこそ説得力のある助言だった。

 「(G大阪は)勝負のポイントをみんな分かっている。うちは大事なところで勝てていない」。直近の対戦となったJリーグ・チャンピオンシップ準決勝では、延長後半に2失点を喫して敗北。優勝に王手をかけた14年のリーグ終盤では直接対決で黒星を喫し、タイトルをかっさらわれた。15年4度の対戦で1勝3敗と大きく負け越し。浦和の多くの選手が「G大阪は試合巧者」と話したが、そのG大阪が持つ強さは過去の経験から得た豊富な知恵ではないか。

 天皇杯決勝。1―1の後半8分にG大阪は遠藤の右CKをパトリックが右足で合わせる決勝点を挙げた。パトリックのマークについた槙野が、今野のスクリーンプレーで弾かれ、パトリックをフリーにさせてしまった。一人一人の守備が悪い訳ではなく、浦和は練習でセットプレーの守備に多くの時間を割いていない。G大阪には相手の弱さを瞬時に見抜く「知恵」と、大舞台でスクリーンプレーを成功させる「勇気」があった。あの得点の瞬間、鈴木の言葉が思い浮かんだ。

 槙野が右手を大ケガしながらもピッチに立ち続けたように、浦和からはタイトルを狙う「勇気」をひしひしと感じる。だが、屈辱の経験を経て獲得した浦和にしかない「知恵」を感じた瞬間は多くはない。ユニホームを脱いだ鈴木が最後に語った“オシムの言葉”。「知恵と勇気」が絶妙なタイミングで合わさった時、浦和のタイトルの道が開かれる。

なんか昔から浦和と阪神は妙な処が似てるなあと。

「知恵と勇気」か…。どうも浦和というチームは長年見てるんですが、プロ野球の阪神タイガースと似てる点が多々あるなあとは昔から感じてましたね。本当に弱かったころにファン(サポーター)の熱気が凄かったこととか、浦和で言えばタイトルがかかった試合、阪神でいえば優勝が懸かった試合ないし日本シリーズの短期決戦or一発勝負に強くないよね、と。さらに言えば、阪神もここ近年ですが、よそから選手を獲得するようになり、チームへの補強はしているにも関わらず、肝心要の部分で勝てない、という点も。

私自身はそれを「対戦相手の研究が足りない」のか「そのチーム自体が持っている悪い癖、体質」だと思ってるんですが、改めて鈴木啓太選手の「知恵と勇気」の言葉を読んで、正直唸らされた。なるほどなー、と。もちろん、代表や他チームで修羅場をくぐり抜けてきた選手を多数擁するチームであるのは間違いないんだけども、時に物凄くあっさりと、しかも信じられないような負け方をしてしまう(そして肝心要のシーズン後半の終盤戦になればなるほど)ことにつながるのかな?と。

ま、逆に言えば残留争いをしているようなチームからすれば、研究すればするほど、さらに言えば戦術をチームに浸透すればするほど、まだ強豪・浦和に対しても付け入る隙というものはある、という可能性を見いだせるんでしょうけどね。

改めて今年箱根駅伝で「圧勝」した青学の凄さを思う。

スポーツの種類は違うんですが、今年の箱根駅伝で、総合優勝した青山学院大が凄いなあと思ったのはここらへんで、普通は、例えば山梨学院大とか早稲田大のように「花の2区」にエースを投入したり、今年の日大のように絶対的エースの留学生を5区に持って来たりとかで全体の実力を底上げするような作戦を取るもんなんですが、今年の青学は1万メートル28分台(これが目安になっているようです)がチームで11人もいて、他の大学がなかなかエースを投入しにくいような1区(スタート直後で団子状態なので)や4区(全区間で最短距離なので)にもエース級の選手を冷徹に投入して配置「できた」って点だと思うんですよね。しかもほぼ全員がまんべんなく良い記録で走れた点も。

単純に「山の神」のようなエースを1人2人拵えるだけでなく、他の大学ではエース級の選手をできるだけ多くまんべんなく「育てる」、そしてそこに配置して、冷静に「遂行」できるってのは本当にすごいなあ、と思いましたね。

ただ、2位の東洋大のタイムも半端なく凄いんですわ。

とはいえ、2位の東洋大も、実は2区からずーっと2位をキープしていて、11時間00分というタイムは、数年前のレベルだったら本来はぶっちぎりで優勝していてもおかしくないタイムなんですけどね。そんだけ青学が凄かったというわけで。

たぶん東洋大も箱根の翌日から新チームの練習は始めてるんでしょうが、反省とか課題とかを選手に突きつけるにも、東洋は東洋で現有戦力としては極めてベストの走りをしているので、監督やコーチはこの段階からどうチームを作り直すか、というのは頭が痛いでしょうね…。だって6区で勝負をかけて投入した東洋大のランナーだって送り込んだ監督だって、まさか先行してる青学のランナーが(日体大のランナーが区間新を出す前の)区間タイ記録で走るとは思わなかったでしょうや(汗)。

「負けに不思議の負けなし」とは言いますが…。

同じような意味で、浦和のミシャ監督が「浦和には何が足りないのだ、監督の俺には何が足りないのだ」と考え込む時があるのかなあ、なんて思いますね。いや、ファーストステージを無敗で突っ走って、セカンドステージで失速して、タイトルを取れないだなんて予想だにしなかったでしょうし。この部分に関してだけは、単純に他チームから選手を引っ張ってきて補充したり、「この負けを糧にしよう」という話でもないような気がするだけに。

こういうときに、プロ野球の野村克也氏が「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を使いますが、1年間150試合以上戦う中での反省多き試合・プレーであればまだしも、トーナメントのような一発勝負の場面で、敵が神がかり的な強さを見せた際に、なかなかベストを尽くしても勝てなかった場合にこの言葉はわかっていても受け入れがたいでしょう…。いざ反省すべき場面にて「相手が凄すぎた」で終わらせるのもアレですし、かといって底上げする部分もこれ以上無理をするとチームが壊れてしまうみたいな場面の際に…そういう時に指導者・勝負師の本当の腕の見せ所なんでしょうかね。

そう考えると、やっぱりこの記事の、鈴木啓太選手の言葉の重みを感じてやまないですな、本当に。

Keita#13

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