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「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

人生、成り行き

好きな言葉は「現状打破」…か。<顔面死球から復帰したロッテの肘井選手

千葉ロッテ

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顔面死球から復帰のロッテ・肘井、現状打破へ強い決意「生き残るために、怖さを克服する」 (ベースボールチャンネル) - Yahoo!ニュース

このブログでは何度か取り上げたことがある、ロッテの肘井選手。昨季2軍の試合で顔面死球を受けて長期入院するなど大変なことになった選手なんですが…、

www.muroktu.com

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今季から捕手→外野手にコンバートするという記事を紹介しました。つい今しがた見たら、ヤフーのニュースのトップ記事に出ていて「おお、これはこれは」と(汗)

2年目に訪れた、まさかの試練

 打球がグングンと伸びていく。

  石垣の空の下、肘井竜蔵外野手は気持ち良さそうにボールを弾き返した。石垣島キャンプで行われた全体練習での久々のフリー打撃。そのスイングには迷いが感じられなかった。見守る誰もが安堵の表情を浮かべた。

 「絶好調です。本当にいいスイングができている。ただ正直、ちょっと、ビクッと思ってしまう時はあります。特に左投手の時。でもそれは慣れるしかない。乗り越えるしかない。この世界で生き残るためにはやるしかない。弱音は言いません」

  肘井は傷口を撫でながら、強い決意を口にした。

  昨年9月21日、ロッテ浦和球場でのイースタンリーグ・埼玉西武ライオンズ戦。肘井竜蔵捕手は顔面に死球を受けた。バントの構えから向かってくるボールを避けようとしたが逃げ切れず、地面に倒れ込んだ。救急車がグラウンド内まで入り、搬送された。病院に緊急搬送され、診断の結果は鼻骨と篩骨(しこつ)の骨折。絶対安静の大けがだった。

  味わったことがないような痛みと闘いながら1カ月近い、入院生活を余儀なくされ、その間、2度の修復手術を行った。もう野球ができないのではないか。そう思えるほどの闘病生活だった。

 「あの瞬間、何とか起き上がって一塁に行こうと思った。けれど、髪の毛を後ろから引っ張られるような感覚で地面から起き上がれなかった。周りの人たちが大騒ぎをしているのがボンヤリと見えて、ああ、これはダメだなあと思いました」

一日でも早い復帰のために

 昨シーズン前のオープン戦期間に育成選手から支配下登録された。
  開幕は一軍に抜擢され、プロ初ヒットも記録した。二軍降格後もアピールを繰り返していた矢先に起こったアクシデントだった。肘井の順風満帆だった日々は一瞬にして暗転した。病院には実家のある兵庫県加東市から家族も駆けつけた。仕事を休み、父も付き添ってくれた。なかなか長期の休みを取ることができない仕事に従事している父が1週間以上、横で励まし続けた。その想いが肘井を前に向かせた。

 「1カ月、バットに触れなかった。でも、『焦らない』と自分に言い聞かせました。もう、シーズン中の復帰はどっちにしろ、ダメ。こうなったら、ベットの上でじっくりといろいろな事を考えようと。自分の弱い部分を見つめ直すキッカケにしようと思いました」

  病室のベッドで、いろいろな映像を見た。自分の打撃映像。同じ左打者で今、プロ野球界を引っ張る西武・秋山翔吾、ソフトバンク・柳田悠岐の打撃映像集を入手して食い入るように見入った。時間を有効活用しようと必死だった。

  大きな決断も余儀なくされた。

  手術痕を顔に残さないためには、あえて患部から遠い頭部にメスを入れることで、顔に傷を作らない方法もあった。そして顔には6カ所に整形用のプレートが埋め込まれた。プレートを抜き取るためには手術を再度行う必要があった。しかし、肘井は家族と相談をして、その両方とも断った。一日でも早く復帰することを大前提の選択肢を選んで行った。父の言葉がそれを決めた。

 「キズを見ると、苦しいことがあっても、頑張れるのではないかな。野球がやれている幸せを毎朝、鏡を見て、キズを見て感じることができる」

  プロとしての強い覚悟だった。支配下登録されて今年が2年目。少ないチャンスをモノにするためには、一日でも早くグラウンドに戻り、首脳陣にバットでアピールをしないといけない。だから、プレートを取るための手術を行う時間が惜しい。体が動くのであれば、顔に傷が残ってもいい。引退をするまではとにかく復帰を最優先にすることを決意した。

 「別に私生活に影響があるわけではないとのこと。だったら、野球がやっている間はプレートを取るつもりはありません。傷も気になりません。父の言うとおり。このキズを毎日見て、頑張ろうと思う。カッコいいでしょ、このキズ!」

退院後も10月下旬ぐらいまでは歩くのもフラフラするような状態だった。それでも11月には打ち始めると、遅れを取り戻そうとガムシャラな日々が始まった。激しい動きが出来ない分、ウェートに力を入れた。広背筋、三頭筋などを鍛え、体は怪我前よりも一回り大きくなった。バットスイングも鋭くなった、

 「自分は父親譲りのプラス思考なんです。この怪我が逆にいい方向に向かうキッカケになると信じています。いろいろと自分の考え方を整理できた。体の作りも見直すことができた。今年のシーズン、その成果を見せたい」

  好きな言葉は『現状打破』。
  プロ入りした際に、座右の銘となるような、なにかいい言葉はないかと探している時に目についた。育成選手だった自分にはピッタリだと思った。

 「きのうより今日。今日より明日。日々、成長している自分でありたい。どんな時でも現状には満足せず、突き進んでいきたい」

  入団会見直前に決意したそんな強い信念がこの逆境で、肘井を奮い立たせる。

 「やっぱり、頭の中で怖くないと思い聞かせても、体は正直で、腰が引けてしまう時はあります。でも、それも日々の慣れで絶対に克服する。『けがをする前より、肘井は良くなった』と言われるようにしたい」

  あの大けがから月日は流れた。
  いまだ、眉間にはハッキリと傷が残る。その出来事から目を背けるつもりはない。向き合い、克服して前へ進む。支配下登録2年目、決意の今シーズン。捕手登録から外野一本勝負と外野手登録に変更をした。苦難を乗り越えて背番号「69」が、大きな花を咲かせてみせる。

うーん、一番私が思うのは「あの死球がトラウマにならないといいなあ」だけなんすよね…。いや、怖くないハズはないと思うんすよ。身体でも痛いし、ましてやヘルメットをかぶった頭に当たっても一歩間違ったら昏倒したり死ぬこともありますしね。そういう硬球がまともに顔面に入ったわけですから…。チームメイトや対戦相手なんかよりも遥かに手ごわい「自分の恐怖心」との闘いは生半可なものではないと思いますしね。

実は私にも怪我のトラウマのようなものが…。

肘井選手の大けがほどではないんですが、学生の頃、「原付で走ってたらT字路で止まったのに、発進したら横から出てきた車が自分に気づかずにまともにドンとぶつけられてしまった」ことと、「バイトで足を捻って左足首のじん帯を痛めて入院→数週間ギプスをつけて学校・バイトを休む羽目になった」ということがありました。

で、前者の方は、実は今でも車を運転していても、歩道を歩いていても「横から出てくる車やバイク」に対しての恐怖心はあります。「俺の車に気づいてないんじゃないだろうか」と。特に今住んでる街はそれほど道路が広くないとこが多いので、対向車が来たらお互い譲り合って走ったり、道路上のT字路のミラーを見てこれから左折する先から車が出てこないかな、と確認しないといけないとこが多いんですね。それと、車線変更がめちゃくちゃ怖いんですね。車のサイドミラーで後ろを確認して思いっきり距離を取らないと「死角に車がいるんじゃないのか」的な恐怖心との戦い…のようなのは、怪我してそろそろ20年近くがたつのに、全く変わりませんね…。

ちなみに後者の方は「常に足元を確認しないと怖くて歩けなくなった」というのがありますね。左足首のじん帯をやった時は砂利道で足を捻ったんですね。バイトで荷物の配達をしてる最中に。で、最初は全く痛みがなかったのに、だんだんと痛みが増してきて翌朝には全く歩けなくなった、という次第で、結構4日ほど入院して、3週間ギプスして、自宅療養を余儀なくされたんですが、あれ以来、特に舗装が良くない道に関しては相撲取りが懸賞金を受け取る際にする手刀を切るみたいな感じで足元は大丈夫だろうか…みたいな確認をして歩くようになりました。実は今も、息子を一日に数回、二階の寝室からリビングに連れて行くんですが、抱っこすると足元が見えなくなるのが怖いので、肩に担いで足元を確認しやすいようにして階段をゆっくり降りるようにしてます。

…ま、うちの息子はこの方から担がれるのが肩車みたいで大好きでいつもうきゃきゃ言いながら下に降りてくるんで、まあ泣かれるよりかはましかなと(爆)

あとは「イップス」の心配ですよね…。

イップスとは、当初はこれはゴルフ用語で、例えば何か緊張やスランプ、または何かがきっかけで(ゴルフ漫画「風の大地」では落雷に打たれて、なんてのもありましたね)、グリーンでパターをする時に手が震えてゴルフにならない」とか「ドライバーで打つときにどうしてもボールが曲がる」みたいな自分の思い通りのプレーができなくなることをさします。

実はこれ、他のスポーツ、例えばテニスでもサッカーでも、そして野球の選手にもあるそうで、打撃の時でいえば死球が原因で打てなくなったり、守備だと暴投癖が出たりするなどで、守備位置のコンバートをする選手も少なくないんだそうです。その上でイップスを克服したり、むしろコンバート先でブレイクする選手なども。実際に記事を読むと、肘井選手は「(ぶつけられた左投手の時は)びくっとなって、身体が引けてしまう」こともある、らしいですしね。今は。

それを思うに肘井選手に関しては、「常に顔面の近くにボールが、しかも剛速球がすっ飛んでくる」キャッチャーよりも、外野手の方がかなり良いんでは、とも思うんですよね。 キャッチャー時代に鍛えた強肩も活かせるでしょうし。もっとも外野手は外野手で覚える事も多いのは言うまでもないので、適応していくのはこれまた大変なのは間違いないんでしょうが、「やりがい」に関しては人一倍あるんじゃないでしょうかね。

この怪我が肘井選手にとって「最大の成長のきっかけ」になる事を…。

ま、この「恐怖の克服」に関しては今日明日でクリアできるものではなく、今年来年また次の年までじっくりこなすことになるか、それともプロのキャリアを続けている限り、ずっと怪我のような戦いを強いられるのかは正直わかりませんが、この回り道が最後の最後、引退の瞬間に「あの怪我が自分にとっての良い意味でのターニングポイントだったんだなあ」と思えるような選手になってくれることを祈ってやみませんな…。 

指導者の帝王学歴史に学ぶ現状打破の思想

指導者の帝王学歴史に学ぶ現状打破の思想

 

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