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「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

人生、成り行き

「史上最年少棋士」藤井聡太四段のプロデビュー戦の相手は、あの「現役最年長棋士」加藤一二三九段に…。(追記あり)

雑談

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shogi

ちょっと前にこんな記事を書きました。

www.muroktu.com

かつて「神武以来の天才」と言われていた、将棋界での最年少デビュー記録を持っていた加藤一二三九段の記録を62年ぶりに更新した中学生棋士が誕生した、という話でしたが、

将棋の藤井四段、「ひふみん」とデビュー戦 年齢差62:朝日新聞デジタル

現役最年長・御年76歳の加藤九段が引退する前に、お好み対局でいいからぜひとも対局できるといいなあなんて思ってたら、まさかまさか藤井四段のプロデビュー戦に当たる、とは(大汗) 

今年、史上最年少で将棋の棋士になった藤井聡太四段(14)のデビュー戦の相手が、現役最年長の加藤一二三(ひふみ)九段(76)に決まった。日本将棋連盟が1日、発表した。対局は竜王戦の予選で、24日に東京都渋谷区の将棋会館で行われる。

 年齢差は62歳。将棋連盟によると、記録に残る公式戦では最も年齢の離れた対局になるという。

 藤井四段は愛知県瀬戸市在住の中学2年。10月に14歳2カ月でプロ入りした。「ひふみん」の愛称で知られる元名人の加藤九段は1954年に14歳7カ月で棋士になっており、藤井四段に破られるまで最年少記録を保持していた。加藤九段は来年2月に77歳1カ月になり、現役棋士の史上最年長記録を更新する見込み。対戦相手は抽選で決まった。

たぶん「将棋の神様」っている、と思う。

まさかの抽選で決定…とは。

確実に将棋の神様っているわー、こりゃ(^_^;)

それにしてもこの年の差。加藤九段は現在76歳11ヶ月。1940年元旦が誕生日なので来年の正月の時点で77歳0ヶ月となって故・丸田祐三九段(この人は長らく将棋連盟の理事を努めつつも、大山康晴・升田幸三の全盛期に二番手三番手の強さでA級棋士にもなったという稀有な人で昨年95歳で亡くなりましたという人物でした)の持っている現役棋士最年長記録に並ぶんですね。

つまり藤井四段が10月にプロになっていなければ、次にプロになるのは来年4月だったんで加藤九段は「最年少デビュー記録」と「現役棋士最年長記録」の両方を保持するところだった、というわけです。それを考えるとひふみん凄いわー…。

ひふみん氏も「感慨無量」だと。

で、加藤九段はTwitterでこういうコメントも。

14歳でデビューしてるんで、1954年・昭和29年時点では1800年代生まれの棋士もぎりぎり現役でいたらしいんですね、当時50代半ばの引退も見えてきたようなベテラン棋士が。

唯一の10代のA級棋士経験者なんだそうで…。

さすがに順位戦(名人戦に繋がるリーグ戦で、棋士のお給料の基本体系が決まる、プロ野球でいうレギュラーシーズン、Jリーグでいう各デシジョンのリーグ戦と同じようものです)A級ではなくB級C級の棋士だったそうですが、そういうベテランの棋士をほとんど撫で斬りにして、一番下のC級2組でデビューしてから毎年昇格してわずか5年でA級まで駆け上ってきたという凄まじい勝ち方をしたという人だったそうですね。

ちなみに10代でA級棋士になったのは加藤九段ただひとりで、谷川浩司元名人も羽生善治元名人も中学生でプロになったんですが、ここまでハイスピードでA級まで駆け上ってきたわけではなかったそうです(具体的には谷川九段はC級2組で2年、羽生三冠はC級2組・C級1組・B級1組をそれぞれ2年戦ってたとのことです)。

もっとも、A級の上の名人位を獲得したのは谷川さんが21歳、羽生さんが24歳の時に最初の挑戦で初戴冠できたのに対し、加藤九段は3回めの挑戦で初めて名人を獲得したのは42歳だったそうです。で、翌年にちょうど年齢が半分の谷川さんの最年少記録を樹立されて名人位を失うことになってしまうのですが…。

藤井四段、間に合って良かった…。

それにしても藤井四段、間に合って良かった…。

かつて、69歳で亡くなるまでA級棋士で居続けた昭和の大名人だった大山康晴十五世名人と、中学生でプロデビューしてありとあらゆる棋戦の上位に顔を出し始めてた(のち平成の大名人となる)羽生善治元名人は5,6回ほど公式戦での対局があったそうで、大山名人が60代後半、羽生さんが10代後半、というその年齢差もさることながら大名人相手に全く怖気づかずに大善戦して羽生さんが勝ったこともあったそうですね。

思えばそれ以上の年齢差ですもの、よくぞ間に合ってくれたと(感涙)。

これほど「粋な」クリスマスプレゼントは…。

で、対局はたぶん今月の24日だと思うんですが…将棋界の歴史からすると、これ以上の「将棋の神様」からのクリスマスプレゼントはないですわー。おそらく藤井四段がタイトルとかを取って第一人者になったとしたら、この一番は、昭和末期・平成初期の大山対羽生戦のように、いやそれ以上に、後々まで語り草になるんでしょうね、きっと。

追記

Twitter見てたら、敬虔なクリスチャンの加藤九段らしいツイートが。

藤井四段と対局中、賛美歌をハミングしそうな予感が…(笑)

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