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「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

人生、成り行き

【千葉ロッテ】昨日の「千葉魂」のデスパイネ選手の記事は読んでて「胸が熱くなる」ような記事でしたわ…。

千葉ロッテ スポーツ

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York Baseball Spring Training 2015

今日は残念ながら唐川の好投もあったものの負けてしまいました…これについては明日の記事にて。

【千葉魂】 どんな場面でも全力疾走を デスパイネが見せた懺悔 | 千葉日報オンライン

で、こちらは昨日の千葉日報の記事だったんすけど…これもまたいい記事だわ(感涙)

打撃練習を見守る指揮官のところに、おもむろに駆けつけた。帽子を取ると、頭を下げた。その瞬間、伊東勤監督は困惑した。巨体のデスパイネ外野手が体を小さくして、神妙な表情で自分の前で立ち尽くしている。通訳が終わると、やっと状況を理解した。そして笑顔で握手を求めた。

 「オレも長いこと、プロ野球の世界にいて、監督もやっているけど、初めての経験だったなあ。外国人選手があのプレーで自分から謝りに来るなんてね」

 デスパイネがどうしても謝罪をしたかった場面。それは浅いファウルフライを打ち、明らかにファウルゾーンで打球が処理され、アウトとなった状況。誰もが、ファウルフライアウトと思ったとはいえ、そこで諦めてしまい、全力疾走を怠った自分が許せなかった。何よりも指揮官が若手野手などにいつも全力プレーを求め、厳しく接していることを知っていた助っ人は、チームの主砲である自分が、模範となるべき姿を見せることができなかったことを悔やみ、責めた。だから、一夜明け、グラウンドに顔を出すや謝った。「二度とあのような態度はとらない。申し訳なく思う。たとえ、どんな打球であれ、諦めずに全力疾走をしなくてはいけない」と頭を下げ、自らに言い聞かせるように誓った。

 「打球としては完全なファウルゾーンでのファウルフライ。だから、責めるつもりは全くなかった。でも、そうやって、わざわざ自分から言ってきてくれた心意気がうれしかったね。彼は本当に真面目だし、チームのことを考えてくれている。いろいろな面で気を抜くことはないし、いつも全力でチームプレーに徹してくれている。心強い存在だよ」

 伊東監督はそう言って目を細めた。試合前のアップを一生懸命に取り組む背番号「54」の背中を頼もしそうに見つめた。交流戦明けの試合のない練習日に、こんなこともあった。「疲れもあると思うから、別メニューで調整してもいいよ」。そう声を掛けた指揮官に、デスパイネは首を横に振った。そして、ナバーロ内野手と二人、率先して全体練習に加わるとアップから最後のメニューまで全力で取り組んだ。

 それは、伊東野球が外国人選手を含めたチーム全体に浸透をしている証なのかもしれない。いつも助っ人選手たちとのコミュニケーションには人一倍、気を使っているからこそ、培われた土壌。それは韓国の斗山ベアーズのヘッドコーチ時代に自らが感じた体験があるからだ。

 「異国の地で仕事をするのは本当に大変だよ。みんなが思っている以上につらい。言葉は通じない。文化、考え方の違いも当然、ある。そうなると、ふとした時に寂しさを感じる時がある。その時の経験があるから、オレはちょっとした会話でいいから声を掛けるようにしているんだ。お互いの考え方を理解したいと思っている」

 だからこそ、ちょっとした会話を大事にする。食事はどうか?グラウンド外でどのように過ごしているか?家族は元気か?ストレッチなどをしている合間を見つけては、そっと声を掛ける。指揮官はそんな小さな時間を大切にしている。来日、まもなく日本の野球に戸惑うナバーロを監督室に呼んで、アドバイスをしたこともあった。

 「デスパイネもナバーロも本当によくやってくれている。打線を活性化させてくれている。これからも厳しい戦いは続くし、これからホークスを追い抜くためには、どうしても彼ら外国人選手たちの力は必要になってくる。チーム全員で一つになって、束になってぶつかっていきたい」

 ペナントレースは精神と肉体を消耗する夏場のヤマ場へと向かって進んでいる。その中でマリーンズは「逆転のロッテ」と呼ばれるように諦めない野球で攻め続け、数多くの逆転勝ちを手中に収めてきた。どんな場面でも全力疾走を怠らない。そのような小さなことが徹底され、積み重ねられていることこそが、今のマリーンズの強さの証でもある。

「千葉魂」。相変わらずいい記事だなあ…(感涙)

以前も「千葉魂」の記事はこちらのブログで紹介したことがありましたが…。

www.muroktu.com

いずれも記事を書かれたのは千葉ロッテの広報の梶原氏という方なんすけど…いやあいい記事だわー。なんですかね、まさに現場で選手たちの傍で見てるからこそ書ける記事だなあって感じ。

そしてデスパイネについて納得したのは、「そりゃあこんだけまじめにプレーする人だったら、日本のリーグ戦が終わった後に、キューバのリーグ戦にも参加して全力投球した上に、オーバーホールもしないで日本に戻ってくるんだなあ」と。 

www.muroktu.com

さすがに昨年の後は国内リーグ参加は免除してくれたみたいですけどね。

ちなみにこの記事のアイキャッチャーは、ガンバ大阪の遠藤保仁選手なんですが、これは一昨年は日本のリーグを終えた後に秋冬はキューバのリーグ戦を転戦してたデスパイネが、昨年は免除されたというニュースを紹介して、「そうじゃなきゃ、J1リーグのプレーオフから天皇杯決勝までフルで参加した上、代表戦まで召集されて、休む暇なくキャンプ、そしてJ1開幕になっちゃうガンバ大阪の遠藤選手じゃないんだから」「だったら社会主義国の割にはキューバの方がよっぽど、日本サッカー協会よりも話がわかんじゃん」と書いたんですね。 

数字には表れない貢献度の高さを考えますねえ…。

それを思うと、千葉ロッテの選手は比較的スター選手というよりかは苦労人が多いんですけども、まじめで努力家のデスパイネがロッテに来てくれたってのは御縁もあったんでしょうけど、他の選手にとっても最高のお手本になるし、比較的性格にムラのあるナバーロとはスペイン語で会話ができる仲ですから、ナバーロにとっても思い通りにいかないことが少なくないだろうシーズン中に、彼の存在がどんだけ励みにもお手本にもなってるかと思うと、シーズンの「数字」だけでは表せない部分、特に貢献度などに関しては、物凄く数値に例えれば高い選手なんだろうな、と思いますね。

昔、「稽古熱心もいい加減にしろ」と叱られてた力士がいました。

ちょうど1年前、「毒舌な解説者」を取り上げたこんな記事を書いたんですが、

www.muroktu.com

この中で、昭和後期にテレビ中継で活躍をしてた、玉ノ海梅吉・天竜三郎という超がつくほどの、今でいうとこの野球の張本サン、サッカーのセルジオ越後さんもびっくりなほどの毒舌の解説者がお二人もいたんですが、その彼らをしても「彼だけは褒めないわけにはいかない」「あれほどの力士はいない」と称賛した唯一の力士が、先日、中村親方を定年退職した高砂部屋の「富士櫻」という山梨県出身の幕内力士、最高位が関脇まで上り詰めた名物力士がおりました。昭和40-50年代に「突貫小僧」「突貫おじさん」、きっぷのよさから「甲斐の江戸っ子」などと呼ばれ人気を博してた力士でした。

その人気の凄さは、同時代に活躍した麒麟児という力士との対戦が当時の昭和天皇が大好きだったそうで、昭和時代の天覧相撲では「とっておきの一番」として麒麟児対富士櫻という割が重宝されてたそうです。そして実際に張り手の応酬になったりして、天覧席にいた昭和天皇が身を乗り出すようにご覧になっていたという逸話も。

この力士の凄いところは、当時の高砂部屋は戦前・戦後期に横綱だった前田山の4代目の高砂親方の時代だったんですが猛稽古で知られてたそうなんですね。

で、高砂親方が「もっと稽古をしないか」と注意される中、親方が「やめろ」と言わない限り稽古を続け、挙句に「稽古熱心もいい加減にしろ」と注意されるぐらいの稽古量の多さだったそうです。

猛烈な稽古量がアラフォーまで現役を続けた「無事是名馬」へと…。

そのおかげで、関取になり幕内力士になり、三役、最高位では関脇にまで上り詰めたのもさることながら、序の口でデビューしてから21年間、一度も休むことなく、アキレス腱を痛めて休場した時点で1543回連続出場(歴代2位。ちなみに1位は青葉城の1630回←この力士は富士櫻とほぼ同じ時代に活躍した力士なんですが、15歳でデビューしてから37歳で引退するまで一度も休場がなかったという稀有な力士だったそうです)という記録を打ち立てるなどしたんですが、この豊富な稽古量が40歳近く(青葉城関と同じ15歳から37歳まで)までほとんど怪我をせずにやってこれた要因でもあったそうですね。

そしてこの富士櫻と同じ部屋で1年後輩で入門したのがハワイから来た高見山という力士で、この富士櫻と高見山の三番稽古(柔道で言うとこの「乱取り」と同じで、やろうと思えば何番も、延々と実戦形式で行う稽古のことです)は、いつしか高砂部屋の名物にもなり、傍から見る若手力士にとっても非常に勉強になったんだそうです。そして高見山もこの富士櫻に負けず劣らずの稽古量で40歳近くまで現役生活を続けることになったという逸話も。高見山も、やはりほとんど休場をせずに連続1425回出場という歴代4位の記録をもっているので、日頃からの猛烈な稽古量が力士生命を縮めるような大怪我を殆どしなかった要因のひとつになっていたそうですね。

韓国でコーチをやってた伊東監督だから気づくことも…。

そういう逸話を聞いたことがあるんで、他の競技のスポーツではありますが、「練習熱心もいい加減にしろ」と言われるぐらいの練習・稽古熱心なプロアスリートの話を聞いて胸が熱くなりましたねー。ある意味でロッテの伊東監督も、ロッテの監督になる直前には韓国のプロ野球チームでのコーチをやっていた経験がこういう意味での気づき、視点の違いにわかるわけで、こういう監督のもとだからこそ、デスパイネにはプロ野球選手として成功してもらいたいなーと思いますね…。

うーん、中継ぎ陣、デスパイネとナバーロに晩飯おごれよ(泣)

ロッテ、3発飛び出すも逆転負け…伊東監督「最後まで気を抜かずにやらないと」 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

で、昨日の結果。うーん、1-5から同点に追いつかれちゃった中継ぎの益田と松永は、デスパイネとナバーロに肉でもご馳走するように。あ、後逸した岡田もね(泣)。

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