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「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

人生、成り行き

いちJリーグのファンとして言いたい。「パトちゃん、本当に申し訳ない」と。

ヴァンフォーレ甲府 さだまさし(?) 雑談

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http://www.flickr.com/photos/26414679@N05/4669281611

photo by TAKA@P.P.R.S

G大阪パトリックのツイッターに人種差別的書き込み - サッカー : 日刊スポーツ

浦和対ガンバ戦が終わってからちょっと経過してからこの話を聞いて「絶句」してしまった。

サッカーJ1の年間優勝を争う明治安田チャンピオンシップ準決勝が行われた28日、浦和を破ったG大阪のブラジル人FWパトリック選手(28)に対し「黒人死ねよ」との人種差別的な書き込みが短文投稿サイトの「ツイッター」上に投稿された。投稿者のプロフィルには浦和サポーターであることが明記されている。Jリーグや両クラブは対応を協議している。
  パトリック選手は「残念で酷な人種差別の書き込みがあった。どんな人でも傷つく。まさかこの国でそういう目にあうとは思わなかった。対応をしっかりやっていただけることを期待している。こういうことは人間としてやるべきではない」とツイッター上で心境を明かした。
  埼玉スタジアムでの一戦はG大阪が3-1で勝った。3点目を決めたパトリック選手は昨夏に加入し、昨季は国内三大タイトル獲得に貢献。今季もJ1で12得点した。
  浦和は昨年3月の試合で、一部サポーターが日本人以外お断りを意味する差別的な横断幕を競技場内に掲げ、Jリーグ初の無観客試合という厳罰を受けた。

甲府サポとしてはパトリックの活躍は我が事のように嬉しい。

たまたま…といってはアレなんですが、ガンバのパトリック選手は2013年シーズンの後半、ヴァンフォーレ甲府に在籍していたことがあり(川崎フロンターレから期限付き移籍だったと記憶している)、夏場に8連敗も記録したチームを少なからず「救って」くれた恩がある。

残念ながら翌シーズンは甲府ではプレーしていなかったが、2014年シーズンからは後半からガンバ大阪に加入してベストイレブンを獲得するほどの大活躍を見せて「いや、パトちゃん、しっかりした攻撃力があるチームでプレーできて良かったねえ」と、しみじみしてしまったことを今でも覚えていたりする。

それも含めて、このツイートに関しては「重ね重ね残念」であり、パトリックに対しても「いちJリーグファンとして申し訳ない」と思っている。甲府にもマルキーニョス・バラナやマラニョンといった黒人の外国籍の選手がプレーしてますしね。やはり他人事ではないのですよ、全くをもって。

ただ「また浦和ガー」とレッテル貼りされるのも正直、忍びない。

と同時に、甲府の次に浦和を応援してる身からすると、「うーん」って感じ。ただ、どこまでがクラブチームか管理すべきか、そして取り締まるべきかという線引きがまだ曖昧なだけに、少しでもいいからちょっと冷静になる必要はあるような気がする。

特に「Japanese Only」の無期観客試合以降、浦和のチームやスタッフ、サポーターの皆さんがかなり創意工夫や努力などをされて必死に頑張っているという事実もあるわけで、それをこんな馬鹿のせいでそこまでの努力などが一発で飛んで帳消しになったあげく「また浦和ガー」とレッテル貼りをされるのも正直忍びないし本意ではない。

どうも検索していろいろと見て視たら、「なりすまし」ではなければ、どうも地元の浦和の某高校の高校一年生ではないか、という名前まで出ていたほどで。チームやJリーグなどがどういう対応をしていくのかは正直まだわからないが、折角の大激戦・名勝負となった試合に水を差されてしまったことが非常に忸怩たる思いでやるせないし、非常に許しがたい。

距離感が無いツイッターというのは本当に「怖い」と思う。

それと恐縮ですが、自論を書かせていただきますと、個人的には「有名人(芸能人やスポーツ選手なども勿論含む)」との「ある程度の距離感」は必要だな、と常々思うんですよね。特にツイッターなんかでは、平気で距離感をなくして有名人に苦情やクレームすら入れられるじゃないですか。

今年の5月に、歌手のさだまさし氏が「30歳以下の為のコンサート」というライブハウスでのオールスタンディングのコンサートをやった際に、さだ氏と交流がある「湘南乃風」の若旦那氏がゲストで前座を務めた際に、極めて保守的なさだファンの人が、よりによってツイッターで若旦那氏ご本人にクレームをつけた、ってことがありました。

raity.hateblo.jp

「いや、それはあなたの好き嫌いの問題で、行かなきゃよかったーと仲間内で愚痴ってればいい話で、ゲストのご本人にクレームをつけるのは理不尽なんじゃね?と書いたんですけどね。

その記事の時に私はこうも書いたんですね。

まあこういう話は、歌手・アーチストに限らず、例えば野球の外野スタンド、サッカーのゴール裏等でも毎度のようにある話で、特に「熱い」サポーターを擁しているチーム(例えば千葉ロッテ、浦和レッズ、近年だと松本山雅。実はヴァンフォーレ甲府のゴール裏でも比較的まったり系だと思われがちだが、こういう話はたまにあるらしい)でも、この温度差、具体的にいえば「俺らはこんなに熱く応援してるのに、そこで手拍子しかしてないお前はなんだ」みたいな輩が必ず出てくる件とか。

その保守的な思想が野放図にかつ極限まで達すると、そこで自治的な空気が生まれて勘違いする馬鹿が出てきた件が、例の浦和レッズの「Japanese Only」の弾幕を掲げて、最終的にはチームにも迷惑をかけるアホが出てきた話、だと。

いや、それから半年後にこうしてツイッターで選手本人に差別的な事を言う馬鹿が出てくるとは思わなかったなあ…。

この「怖さ」は、ネットが無い内野スタンドみたいなもんだな、と。

うまい例え方が出てこないんですが、野球場で言えば、硬球を扱って150キロ160キロのボールを打ったり投げたりしてるのを「視る」のはいいんですが、勿論我々素人はあんなもんに当たったら大怪我はしますし、一歩間違ったら死にますから(メジャーではデッドボールで亡くなった人も、日本でも牽制球が頭に当たって亡くなった人もいます)、やはり内野スタンドにはネットは欲しいですし、内外野問わず、ボールが飛んでくるような場所であれば、常にボールの行方は目で追ってないと危険なわけですね。

ただ、どうもこれらに関しては、内野スタンドにネットが無い状態の野球場で視てるような感じのような…。そりゃネットが無ければ選手の顔やプレイは細かいとこまで見られる…んでしょうが、バックネット裏なんかはファウルチップですら真正面から飛んでくるわけで怖くてたまらん、ってのもあるわけで。今はスタジアムによってはダッグアウトの横あたりにせり出した席もありますが(ヘルメットとか着用を義務付けられてる席ですね)、あそこは別にしても、なんつーか「ほどほどの境界」、もっといえば「我々素人が安易に足を踏み入れちゃいけないゾーン」ってのは確実にあると思うのですよ。どんな世界にでも。

それは勿論、野球・サッカーなど競技を問わず、「見に行っている先での戦う選手や審判たちへの敬意・リスペクト」もそうですし、彼らの足を引っ張ってはいけないよね、と。つまりは「やっていいこと/やってはいけないこと」をしっかり認識していかなければ、こういう娯楽なスポーツ観戦は成り立たないんだよなあ、と。

いや、ツイッターのそれ自体が悪い、とまでは言わないんですが、ヘタすれば相手の都合も考えずに、毎日会ってる幼馴染のようにツイッターで無礼なコメントとかを送れてしまうその「距離感」はなんとも怖いよな、というのがこういう系の話を聞いた時の率直な感想ではありますね。 

 

いずれにしても、改めて、いちJリーグのファンとして言いたい。「パトちゃん、本当に申し訳ない」と。そしてまずは自分自身の態度や言動を改めることから始めますわ…。

※なお意見には個人差があります。ご了承ください。

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