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「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

山本昌投手の為に本気で勝ちに行った中日と、CSを逃した広島と、将棋の「米長理論」を思う。

雑談 ヴァンフォーレ甲府

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http://www.flickr.com/photos/12527903@N00/3371845389

photo by kanegen

広島CS進出ならず…マエケン気迫投球も1安打負け - 野球 : 日刊スポーツ

中日が山本昌投手の引退試合で遂に本気を出して勝ってしまった…おそるべしガチンコ試合(爆)

<広島0-3中日>◇7日◇マツダスタジアム
 広島がクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。勝てば3年連続CS進出が決まる今季最終戦は先発前田が7回を無失点と気迫の投球を見せたが0-0で迎えた8回、2番手大瀬良が打ち込まれ、3番手中崎も流れを止められず3点を失った。打線は中日投手陣の前に初回の1安打のみに終わった。
  3位阪神はすでに全日程を終えており、この試合で勝てば広島、引き分け以下なら阪神がCS進出という状況だった。

将棋の世界に「米長理論」ってのがありましてね(苦笑)

以前も何度かこのブログで紹介したことがあるんですけども、将棋界に「自分にとっては消化試合だが相手にとって重要な対局であれば、相手を全力で負かす」という、故・米長邦雄永世棋聖の持論である「米長理論」という有名な"理念"があるんですが、

raity.hateblo.jp

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うーん、まさに中日はそれを地で行くような戦いを(苦笑)。

たぶん中日は「来年に繋がる」勝利だったと思う。 

前の記事でもWikipediaから抜粋させてもらったんですが、再説しますと…。

「自分にとっては消化試合だが相手にとって重要な対局であれば、相手を全力で負かす」という理念を持ち、将棋界では「米長哲学(米長理論)」と呼ばれる。

著書『人間における勝負の研究』では、「何年間かのツキを呼び込む大きな対局であり、名人戦より必死にやるべき対局」と表現している。第24期順位戦(1969年度)は、中原誠と同時にB級1組に昇級して迎えた。A級昇級争いは、12回戦まで終了した残り1局の時点で、内藤國雄が11勝1敗でぶっちぎりのトップ。もう1人の昇級枠を58歳の大野源一と22歳の中原誠が、ともに9勝3敗で争っていた(順位が上の大野のほうが中原より有利)。そして、大野にとって「勝てば昇級」の最終13回戦の相手は米長であった。その米長自身は7勝5敗で昇級にも降級にも絡んでいなかった。ところが、その一局で米長は、通常タイトル戦でしか着用しない羽織袴の姿で大野の前に現れ、手加減しない姿勢をあらわにした。結果は、米長と中原がともに勝ったことにより大野はA級復帰を逃し、中原は米長のアシストによりA級に昇級した。なお、米長がA級昇級を果たしたのは翌年であったが、これについて前記の著書の中で、前年のことがあったからこそ昇級できたとの考えを述べている(精神面もさることながら、その年上がれなくとも翌年の昇級争いの最有力候補になる中原がB1リーグ戦から消えていたことは米長の昇級に有利になった)。

著書『米長の勝負術』では、トーナメントなどの例外を除き、その対局の結果が第三者に影響を及ぼす勝負の場合、自身の勝負に勝とうが負けようが第三者の悲喜の総量は変わらないが、それが故に結局は自身が全力を尽くしたかどうかだけが残り、手を抜いてしまっては純粋に、自身にとってマイナスであるとしている。この「米長哲学」は将棋界全体に広く普及し、大相撲などの八百長問題の際に新聞などで引用されることもある。

今、特に巨人の某投手の野球賭博疑惑で球界が揺れ始めている中、ひょっとしたら敗退行為(いわゆる八百長)もあってもおかしくない昨今、こうして消化試合で、結果的に見ればレジェンド・山本昌投手の引退の花道をかけて必死こいて戦ったとはいえ、中日がガチで広島を倒してCS進出を阻止する、というのはやはり「米長理論」の側面から見ると「やはり凄いなあ」としみじみ思う。

3年前のJ2最終節・京都対甲府戦がまさにこの構図でした。

ちなみにかつて、Jリーグのヴァンフォーレ甲府は3年前に最終節、甲府自身は既に優勝を決めて半ば消化試合に入っている状態、一方の相手は「勝てば2位が確定し来季のJ1への自動昇格が決まる」京都サンガFC…という対戦をしたことがありました。

で、結果を言うとこの試合、甲府はガチで戦って、(GKの荻選手が神がかりのスーパーセーブを連発するなどで)0-0のスコアレスドローで、同時刻開催だった湘南が町田に勝って逆転で2位で自動昇格、京都は3位に転落し、更に京都はその年に始まったプレーオフで大分にホームで、当時大分所属の「デカモリシ」こと森島選手ひとりに4得点を決められるという0-4の屈辱的敗退を喰らったまま、そのまま3年間(そして今年は現段階で18位と低迷していて)、J1に昇格できずに今に至る…という事態に。

なので、米長永世棋聖のいうとこの「何年間かのツキを呼び込む大きな対局であり、名人戦より必死にやるべき対局」ってのはこういう事なのか…としみじみ感じてしまう今日この頃だったりしますね。

さてCSを逃した広島は来年に向けてどう戦うかですね。

おそらく今年大ベテランの選手の殆どがことごとく引退・退団する中日と、もともと若手の選手が多く新規ファンも多数獲得し今一番熱く躍動感のある広島。

たぶん来年はさじ加減ひとつで優勝争いも、下手すると最下位争いもしかねないチームになると思うんですが、果たしてこの試合を機にどうチームや選手は動いていくのか。

選手個々は単年契約の選手が多いから来年の事なんか考えてられないってのが現状でしょうが、チームは補強とか秋季キャンプ等でシーズンの課題や反省を徹底的にしたうえで、更に上積みした戦力で来年に向けてリスタートを切っていくんで、まあ広島には今回わずか1敗でCSおよびAクラスを逃した悔しさをバネに、いい方向に「強く」なっていってくれれば、と思う次第です。ロッテとの日本シリーズが見たかった(←をい)

実際、今年優勝したヤクルトも昨年は最下位だったわけですしね。まあ選手を壊さない程度に鍛えちゃってください(苦笑)。 

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