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「人生、成り行き」

贔屓の千葉ロッテ・ヴァンフォーレ甲府を中心に、四方山話を書いている雑記ブログです。あとさだまさしとかも。

人生、成り行き

セルジオ越後氏とか張本勲氏のような「毒舌な解説者」について思う事。

スポーツ

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絶対に許せないセルジオ越後のコラムが、そこにはある。 - Yukibou's Hideout on Hatena

数日前の記事のブログさんなんですが…うーん、気持ちはよくわかります。

長いので引用は避けますが、要は「単なる毒舌で良いのか」という点なんでしょうね。言うなれば「選手に対して、リスペクトしているかどうか」みたいな。

1.そういやこないだ張本サンで似たようなことがありましたな。

こないだ、「サンデーモーニング」で、野球の張本勲氏(選手としては3000本安打を記録した安打製造機として著名な選手でしたで、韓国プロ野球の父とも呼ばれている方です)が、サッカーの三浦カズ選手を揶揄するような発言をして物議をかもした、という事がありましたが…。

raity.hateblo.jp

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図らずとも「全5回」の記事になってしまいましたが(爆)。この時に張本氏を批判したのは「そういう言い方はねえだろう」と。つまりはアスリートに対してのリスペクトが全く見られないって点だったんですよね。しかも門外漢であんた「サッカーなんて全く知らんだろうが」、と。

2.セルジオ越後氏の場合はなんとなく「演じている」気もしなくもないんすけど。

まあセルジオ越後氏も厳しめに論調を展開することはあるんですが、「まだまだこんなポジションで満足するな」と言いたい中で、記事を書く(たぶん自分で原稿用紙かワープロで書いていると思うんですが、口述筆記の可能性も否めませんけど)中で、気持ちの中で盛り上がっちゃって来て過激な事を書いちゃうのかなー、とそんな感じで見てますね。

その証拠(?)に、テレビではそんなに過激な事は言わないんですよね。だから「ああ、この人は、ひょっとしたら書いていて途中から過激なことを書いちゃうのかな」と。テレビ朝日の代表戦の中継なんかでは、隣で松木サンが盛り上がってるから口をはさむヒマがない、のかもしれませんが(誤爆)。 

それと、日本中、子供たち相手にサッカー教室を開いたりして普及に貢献している点に関しては素直に頭が下がりますしね。往々に「そういうキャラクターを演じている」可能性も否めませんし。特にそういう毒のある解説者がなぜかサッカーにはそれほど多くは無いですしね。

3.解説者にもいろんなタイプの人がいる。 

解説者でもいろんなタイプの人がいて、例えば「お前、それは結果論やんけ」という人や「ふうん、でも君の現役時代を思えば(以下略)」みたいな人がいる中、「うまい」「わかりやすい」解説者の人もいるんですよね。中には、千葉テレビのマリーンズナイターの倉持明氏みたいに「負けてる試合の時に昔話で盛り上がる」という困った方もおりますが(爆)、でもそんな倉持氏みたいに結構人を褒めるのは苦手で不器用そうなんだけど「味がある」ような人も。そこは喋りのプロではなく、その競技のプロを引退して、指導者を長くやってきた人が解説者をやっているという例も多いですから。その最たる例は大相撲だと思うんですよね。

で、昔は、今の北の富士さん(この方も現役時代は横綱まで上り詰めて、親方の時は千代の富士や北勝海の2横綱を育てた名伯楽のひとりでもありました)よりも随分過激な解説者の方がおりまして、有名なところでは、神風正一さんとか、玉ノ海梅吉さんとか、天竜三郎さんなど。

4.かつて大相撲にも「毒舌な」「人気を博した」解説者がいた。

天竜さんは昭和初期に相撲協会を二分することになったストライキ事件の「春秋園事件」の首謀者だったぐらいの頭脳明晰な人で、玉ノ海さんとこの二人が長らく戦後期から長らく相撲解説者で人気があった方だったんですが、まあ過激なことで有名だったそうです。例えば天竜さんは、当時人気絶頂だった大関の貴ノ花(今の貴乃花親方のお父さんですね)に対して、「あれは兄(横綱の初代若乃花)の人気の上に乗っかっているだけ」とか。また、玉ノ海さんも、玉ノ海さんの同門の後輩にあたる横綱・大鵬に関しては終始厳しめの論調でどんだけ優勝を重ねても公然と批判するべきところは批判していたなど、そういうタイプの解説者の方もいたんだそうです。

で、視聴者はどう受け止めていたのか、というか、実は玉ノ海さんと天竜さんはその「毒舌」でとても人気があり、天竜さんに至っては当時ラジオ東京(今のTBS)で放送されていた相撲中継を「過激すぎる」ということで、放送局の方が相撲協会に気を遣っていったん降ろされたところ、視聴者から「なんで天竜さんを降ろすんだ」と抗議が殺到したぐらい、視聴者から人気があったんだそうですね。

5.そんな天竜・玉ノ海両氏をしても「絶賛」した力士が一人だけいた。

ただし、そんなお二人をしても「ただやみくもに毒舌を放っていた」だけではなかったそうで、彼らをしても「こいつだけは褒めなきゃいかん」と絶賛していた力士がただひとりだけいたんだそうです。それは富士桜という高砂部屋の力士。山梨県甲府市出身の力士で、当時は突き押し中心の、頭から突っ込んでいくような相撲で「突貫小僧」「突貫おじさん」「甲斐の江戸っ子」と呼ばれるような、玄人受けするような渋い人気力士だったそうです。

そんな突き押し中心の力士だったんですが、立ち合いが物凄くきれいで、なおかつ稽古の質と量が他の力士に比べて段違いに多く(ちょうど同時期に高砂部屋にいた力士があのハワイから来た高見山で、彼らの三番稽古は常に若手の見本になっていたのと同時に、高見山も富士桜もほとんど怪我をせずに40歳近くまで現役を続けられた要因にもなったんだそうですね)、それらを総合して、「あれほどの力士はいない」と言わしめられたという力士もいた、というのがポイントなんですね。

勿論、解説する側もいろんな取材やアンテナを張ってないとわからない話もあるでしょうし、それらを総合して「あいつは凄い」と言わしめられたという点が、ポイントなんでしょうね。そこは残念ながら、元野球選手の張本サンが門外漢なサッカーのレジェンドを年齢「だけ」で言いたい放題言っちゃったのと決定的に違うとこ、なんでしょうね(爆)

ちなみに、この富士桜さんは、引退後、中村部屋の親方として独立して、現役時代の稽古のノウハウなどを活かして名指導者となり(意外なところでは安田大サーカスのHIRO氏が力士として所属してた時の師匠にあたる方でもあります)、65歳の停年で相撲協会を退職した現在は、名指導者だった腕を買われて東関部屋(もともとは高見山が引退して開いた部屋で、曙・高見盛が所属していた)の師範代として活躍されているんだそうです。

6.その解説者の「資質」を見極めるのも視聴者の醍醐味なのかもしれないですね。

あくまでも個人的に思うのは、単なる「毒舌」なのか「リスペクトがない」のかを見分けるのも、解説者の資質を見極めるポイントかな、と思うわけですね。勿論「きちんとわかってて批判してるのか」とか「この人は取材とかをきちんとしているのか(もしくはデータを蓄積できるだけのアンテナや人脈はあるのか)」とか。それができるかどうかでこの解説者は一流なのかどうか、と。 

それにしても、サッカーなんかもあれだけスカパーでいろんな選手出身の解説者が増えてきたんだから、セルジオさんを凌駕するような解説者が出てきてもいいと思うんですけどねー。またJリーグ自体が歴史が浅い(NPBが約80年、大相撲が約200年に比べると、Jリーグはまた20年ちょいですし)から、なかなか育ってこないのもあるんでしょうかね。それと、地上波でJリーグの中継がほとんどないがゆえに代表戦と完全に「分断」されちゃってるとかも。うーん、もうちょい精進しましょう、 玉乃淳さんとかあたりも(苦笑)。

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